製品ができるまで・・品質へのこだわり
開発部から引き継いだ商品管理部の田中は工場にブラシの量産を指示。 ヘッド樹脂が工場に納品されていよいよ量産を開始する。
製造現場においては何より品質管理が徹底される。
ここでは4つのプロセスに分けて紹介する。
①植毛
植毛機にヘッド樹脂を投入し、ブラシの量産開始。
植毛されたブラシが続々と量産される。
②ブラシのカット・先端加工
続いて極細毛以外は口内を傷つけない為に毛の先端を丸める。
歯ぐきに負担が掛からないように規格に準拠した長さにカットしている。
これでブラシは完成するが製造の現場においてこの時点で全てが良品という事は無い。
③検品
植毛、先端加工が完了すれば次は人による検品工程が入る。
そこでは熟練された作業員が丁寧にブラシを1本1本検査し、必要に応じてブラシの修正を行う。
ブラシの品質管理にこだわるからこそ全数検査を複数回行い不良品が市場に出るのを防止する。
④箱詰め・検品(2回目)
1度目の検品が終われば最後に箱詰め作業に移る。
箱詰め作業では事前に製品箱に問題が無いかを確認し、組み上げる。
作業前には手指の消毒を行い丁寧に箱詰めしていく。
この際、ブラシに問題が無いかを検品し手際よく箱詰めを行っていく。
2回の検品でブラシに異常が無いかを更にチェックする。
こうして製品として完成し、工場からシケンへ送られる。
シケンに入荷されたブラシは製造時期が分かるように保管される。
この管理が不測の事態が発生した際、原因の特定を素早く行い対処できる方法となっている。
多くのお客様にご満足いただけるよう、今日も品質管理を徹底してお客様からのご注文に備えている。